唐菊(読み)からぎく

精選版 日本国語大辞典 「唐菊」の意味・読み・例文・類語

から‐ぎく【唐菊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「からきく」とも )
  2. 模様一つ。菊を図案化したもの。
    1. [初出の実例]「もんに一つのしるしあり、からむめ、からぎく」(出典:浄瑠璃・吹上(1658‐61頃)初)
  3. 花の名称。何をさしたかは未詳
    1. [初出の実例]「Caraqicu(カラキク)〈訳〉花の一種」(出典日葡辞書(1603‐04))

とう‐ぎくタウ‥【唐菊】

  1. 〘 名詞 〙 植物しゅうめいぎく(秋明菊)」の異名。〔大和本草(1709)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「唐菊」の解説

唐菊 (トウギク)

植物。キンポウゲ科の多年草,園芸植物。シュウメイギク別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android