精選版 日本国語大辞典 「問題」の意味・読み・例文・類語
もん‐だい【問題】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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一般に答えを必要とする問い、課題をいう。事象のあり方や生起の理由、原因などを「なぜか」と問うように、人間にはおのずと問いが生まれる。だが、問題は、文化、文明や主体の関心、探究心の程度によりさらに意識的となり、また、実用性を離れて純理論的となる。問題は答えを要求するが、一つの問題の解決は進んで新しい問題を生みやすく、ここに知識や認識の深化・拡大がみられ、さらに解決の方法、手段の確立、体系化により、問題は諸個別科学の分野を生んだ。
哲学は、科学的問題や解決の方法の性格の解明と同時に、科学と哲学の問題の異同の明確化自体を重要な課題とするが、哲学的問題の対象が、世界、知識の可能性と限界、人間の生とその生き方などのように異なるに応じて、存在論(形而上(けいじじょう)学)、認識論、倫理学などの分野が分かれ、科学よりも普遍的、根源的、全体的な問いが予想される。
[杖下隆英]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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