善知鳥彫ダルマ(読み)うとうぼりだるま

事典 日本の地域ブランド・名産品 「善知鳥彫ダルマ」の解説

善知鳥彫ダルマ[人形・玩具]
うとうぼりだるま

東北地方青森県地域ブランド
青森市で製作されている。1921(大正10)年頃、今克巳が青森にいたという伝説の鳥・善知鳥にちなんでつくり始めた。軽くてやわらかいポプラヒバ材料として使用。顔つきも体型一つとして同じものはない。青森県伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「善知鳥彫ダルマ」の解説

善知鳥(うとう)彫ダルマ

青森県で生産される工芸品。ポプラやヒバを材料とする木彫りのダルマ人形。大正時代ロダンの彫刻作品にヒントを得て、実業家画家の今克己創始。県の伝統工芸品に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android