営業キロ(読み)エイギョウキロ

デジタル大辞泉 「営業キロ」の意味・読み・例文・類語

えいぎょう‐キロ〔エイゲフ‐〕【営業キロ】

鉄道バスなどで、営業区間の距離キロメートル単位で表したもの。輸送量測定運賃計算などの基礎にするが、実際の距離と異なることがある。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「営業キロ」の意味・読み・例文・類語

えいぎょう‐キロエイゲフ‥【営業キロ】

  1. 〘 名詞 〙 ( キロは「キロメートル」の略 ) 鉄道、バスなどの営業区間を、キロメートル単位で表わした距離。輸送量および運賃を計算する基礎となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「営業キロ」の意味・わかりやすい解説

営業キロ
えいぎょうきろ

公示された鉄道、自動車路線、航路における営業区間の長さを示すもので、輸送量、作業量、運賃計算その他の基礎となる駅間キロ程(てい)またはその累計をいう。鉄道の営業キロ程は、駅間の実測による線路延長を基準として、キロメートル以下は四捨五入法によって小数点1位まで表して公示される。営業キロの算定は、普通、始終端駅では営業本線の始終端を起点とし、中間駅では駅の本屋の中心点相互間の距離について定めている。営業キロには用途上、旅客営業キロ、貨物営業キロ、全キロの3種がある。JR7社の鉄道営業キロは、1998年(平成10)度末で3万0106.0キロである。なお新幹線はすべて在来線と同一の線(線路増設で複々線化されたものとみなす)とされているので、これには含まれていない。

[松澤正二]

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