嗜虐(読み)シギャク

デジタル大辞泉 「嗜虐」の意味・読み・例文・類語

し‐ぎゃく【×嗜虐】

人や動物に対して苦痛を与えることを好むこと。むごたらしい行為を好む性癖。「嗜虐性」
[類語]サディズムサディスティックサディストサドエスフェティシズムフェチフェティシスト加虐加虐性愛嗜虐的嗜虐症残虐猟奇猟奇的性的倒錯獣的獣性むごいむごたらしい陰惨無残血なまぐさい酸鼻残酷残忍苛酷暴虐悲惨凄惨惨憺さんたんひどい痛ましい痛痛しい見るに忍びない目も当てられない冷酷冷血血も涙もない酷薄暴戻ぼうれい凄愴せいそう惨烈酷烈戦慄惨劇すさまじいグロテスク阿鼻叫喚目を背ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嗜虐」の意味・読み・例文・類語

し‐ぎゃく【嗜虐】

  1. 〘 名詞 〙 残虐なことをするのを好むこと。
    1. [初出の実例]「あの姿のいい婦人が花柳病〈略〉しゃら臭え面をしやがってと嗜虐の舌が疼くのである」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android