嘉悦孝子(読み)カエツ タカコ

20世紀日本人名事典 「嘉悦孝子」の解説

嘉悦 孝子
カエツ タカコ

明治〜昭和期の女子教育家 女子高等学校(のち・日本女子経済短期大学)校長



生年
慶応3年1月25日(1867年)

没年
昭和24(1949)年2月5日

出身地
肥後国(熊本県)

本名
嘉悦 孝(カエツ タカ)

旧姓(旧名)
幼名=鷹

学歴〔年〕
共立学舎女子部〔明治23年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲四等瑞宝章

経歴
郷里熊本で教壇にたった後再上京、女紅学校、成女学校教師を経て、明治36年私立女子商業学校(嘉悦女子中学校・高等学校)を創立、女子教育に尽力。昭和4年には女子高等学校(後の日本女子経済短期大学)を併設、また多くの婦人団体にも関係し、吉岡弥生、下田歌子らとともに婦人界の指導的役割を果たした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嘉悦孝子」の解説

嘉悦孝子 かえつ-たかこ

1867-1949 明治-昭和時代の教育者
慶応3年1月26日生まれ。嘉悦氏房長女東京の成立学舎を卒業し,郷里の熊本でおしえたのち,ふたたび上京。明治36年女子商業学校(のち嘉悦学園)を創設,女子教育につくした。昭和24年2月5日死去。83歳。本名は孝(たか)。著作に「怒るな働け」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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