因幡(読み)イナバ

デジタル大辞泉 「因幡」の意味・読み・例文・類語

いなば【因幡】

旧国名の一。鳥取県東部にあたる。古くは「稲葉」「稲羽」とも書いた。因州いんしゅう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「因幡」の意味・読み・例文・類語

いなば【因幡】

  1. 山陰道八か国の一国。古くは「稲葉」「稲羽」をあてた。縄文彌生時代遺跡が多い。現在の鳥取県東部にあたる。因州

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「因幡」の解説

因幡 いなば

?-? 平安時代前期の歌人
仁和(にんな)5年(889)因幡権守(いなばごんのかみ)となった基世(もとよ)王の王女。「古今和歌集」に歌1首がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android