国士(読み)こくし

精選版 日本国語大辞典 「国士」の意味・読み・例文・類語

こく‐し【国士】

〘名〙 一国の中ですぐれた人物国家にとって有用な人物。また、自分の身をかえりみないで、国事に尽くす人。
※続日本紀‐養老五年(721)正月甲戌「詔曰。至公無私。国士之常風」 〔春秋左伝‐哀公八年〕

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デジタル大辞泉 「国士」の意味・読み・例文・類語

こく‐し【国士】

国家のために身命をなげうって尽くす人物。憂国の士。
その国で特にすぐれた人物。

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普及版 字通 「国士」の読み・字形・画数・意味

【国士】こくし

一国中のすぐれた人物。〔漢書、李陵伝〕群臣皆陵を罪せんとす。上(しやう)以て太令司馬に問ふ。んに言ふ、陵~常に奮ひて身をみず、以て國家のに殉ぜんとす。~國士の風り~と。上(しやう)、を以て誣罔とし、腐刑に下す。

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