デジタル大辞泉 「国際会議」の意味・読み・例文・類語 こくさい‐かいぎ〔‐クワイギ〕【国際会議】 国際的な問題について討議・決定するため、多数の国の代表者によって開かれる会議。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「国際会議」の意味・読み・例文・類語 こくさい‐かいぎ‥クヮイギ【国際会議】 〘 名詞 〙 国際的な事項について討議・決定するために、各国の代表者によって開催される会議。〔現代用語辞典(1925)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際会議」の意味・わかりやすい解説 国際会議こくさいかいぎinternational conference 広義には民間の会議から特殊な団体や業界の会議,さらには政府間の会議とその形もいろいろあるが,国際政治に意味をもつのは主として政府間の会議である。政府間の会議も大別して,(1) 特殊な政治的目的のための会議 (講和会議や休戦会議など) ,(2) 国際機関の定例的な会議 (ユネスコやガットの年次総会など) ,(3) 特殊な技術的目的のための会議 (国際漁業協定締結のための会議など) に分れる。 J.カウフマンはこうした国際会議を機能的に大きく3つに分け,(1) 審議的会議 (特定の議題について一般的な討議と意見交換を行う) ,(2) 立法的会議 (政府を拘束する勧告ないし決定を行う) ,(3) 情報交換的会議 (特定の問題についての情報交換を主目的とする) のそれぞれについて分析を行なっている。国際会議は,ヨーロッパにおける主権的民族国家の成立に伴う近代国際社会の成立を背景としている。国際平和問題を処理するための国際会議は,1644~48年のウェストファリア会議が最初であり,その後,1814~15年のウィーン会議,78年のベルリン会議をはじめとする国際会議が相次いで開かれた。国際会議が頻繁に開かれるようになった現在,従来の2国間外交とは異なる会議外交が重要な役割を帯びるようになった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報