地方支分部局(読み)チホウシブンブキョク

デジタル大辞泉 「地方支分部局」の意味・読み・例文・類語

ちほう‐しぶんぶきょく〔チハウ‐〕【地方支分部局】

省庁など国の行政機関地方出先機関総称法務省法務局財務省財務局国税庁国税局気象庁地方気象台など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地方支分部局」の意味・わかりやすい解説

地方支分部局
ちほうしぶんぶきょく

国家行政組織において,府,省,委員会,庁の所掌事務を分掌させる必要がある場合に,法律に基づいて地域的に設置される機関 (国家行政組織法) 。地方出先機関ともいう。国税庁の国税局,税務署国土交通省の地方運輸局,港湾局厚生労働省の公共職業安定所などがその例である。区域は北海道,東北関東などの広域ブロック (管区) ,府県その他に分かれ,その職員国家公務員の約6割を占める。

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世界大百科事典(旧版)内の地方支分部局の言及

【出先機関】より

…出先機関(または地方出先機関)とは,広義では,国または地方公共団体その他の機関が,その所掌事務の一部を地域的に分掌させるために地方に設置する機関を総称するものであるが,狭義では,国の出先機関=国家行政組織法上,府省,委員会および庁に設置することができる〈地方支分部局〉をいう(9条)。地方支分部局の例としては,法務省の法務局,地方法務局,大蔵省の財務局,税関,国税庁の国税局,税務署などがある。…

※「地方支分部局」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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