精選版 日本国語大辞典 「地質調査」の意味・読み・例文・類語
ちしつ‐ちょうさ ‥テウサ【地質調査】
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地層や岩体の分布およびそれらの相互関係や地質構造などを知るために行う調査。調査結果は地質図、地質断面図、地質柱状図などで示される。普通は、野外で、ハンマーとクリノメーターを用い、岩石の肉眼観察に基づいて行う地表地質調査をさすが、調査目的、対象、手段、精度などにより、いろいろな種類がある。目的には、研究のための調査、資源探査、土木建設のための基礎地盤調査、防災調査、環境アセスメント調査などがある。対象としては、火山調査、段丘調査、海洋地質調査などが例としてあげられる。手段としては、地表地質調査のほかに、ボーリング調査、リモート・センシング、物理探査(地震探査、重力探査、磁力探査、電気探査など)、地球化学探査などがある。最近は、地下レーダーによる調査も行われるようになった。精度により、概査と精査に分けられる。普通、数百分の1以上の大縮尺地形図を基図として行う調査を精査という。
[岩松 暉]
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