執念深い(読み)シュウネンブカイ

デジタル大辞泉 「執念深い」の意味・読み・例文・類語

しゅうねん‐ぶか・い〔シフネン‐〕【執念深い】

[形][文]しふねんぶか・し[ク]執念の度が強い。しつこく思い込んで、あきらめが悪い。「―・くつけねらう」
[類語]未練がましい名残惜しい惜しいもったいないあたら残念残り惜しい残り多い口惜しい惜しむ心残り物惜しみ未練愛惜痛惜後ろ髪後を引く去り難い悪あがきうじうじうだうだいじいじぐじぐじもじもじ因循断腸の思い負け惜しみ尾を引く恋恋れんれん惜しげ思い残すたゆたう思い迷う忍びないしぶといしつこいくどい執拗ねちっこいねつこいねついねちねちねっちりくどくど忍耐強い我慢強い辛抱強い粘り強い押しが強い根強い病的クレージーいかれる神経質凝り性マニアックモノマニアモノマニアック偏執狂アブノーマル異常異様狂的気丈夫したたか筋金入り手ごわい七転び八起き打たれ強い粘り腰ディレッタント物好き酔狂好事家こうずかおたく狂い気違いマニアつうこだわりこだわる道楽れ者凝り屋サブカルチャー

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精選版 日本国語大辞典 「執念深い」の意味・読み・例文・類語

しゅうねん‐ぶか・いシフネン‥【執念深】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 執念の程度が強い。執着する心がきわめて深い。しつこく思いこんで忘れない。非常にしつこい。執念強い
    1. [初出の実例]「いいかげんにしな。さりとは執念(シウネン)ぶけへこった」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)四)

執念深いの派生語

しゅうねんぶか‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

執念深いの派生語

しゅうねんぶか‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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