堅塁(読み)ケンルイ

デジタル大辞泉 「堅塁」の意味・読み・例文・類語

けん‐るい【堅塁】

守りが堅くて、容易に攻め落とせない陣地。「堅塁を抜く」
なかなか打ち破ることのできない物事。「資本主義堅塁
[類語]要塞防塞堡塁土塁防塁本塁孤塁城塞バリケード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堅塁」の意味・読み・例文・類語

けん‐るい【堅塁】

  1. 〘 名詞 〙 守備の堅い攻めにくいとりで。転じて、守りが堅く簡単にはやぶれない物事。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「東洋随一の堅塁(ケンルヰ)と云はれた旅順さへ唯だ一日に攻陥したのだから」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉失意政治家)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐戦論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「堅塁」の読み・字形・画数・意味

【堅塁】けんるい

堅城

字通「堅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android