堪忍袋(読み)カンニンブクロ

デジタル大辞泉 「堪忍袋」の意味・読み・例文・類語

かんにん‐ぶくろ【堪忍袋】

我慢のできる量を袋にたとえていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堪忍袋」の意味・読み・例文・類語

かんにん‐ぶくろ【堪忍袋】

  1. 〘 名詞 〙 堪忍できる心の広さを袋にたとえていう語。こらえぶくろ。堪忍庫(かんにんぐら)
    1. [初出の実例]「うっちゃる・かんにんぶくろ切れる縁」(出典:雑俳・削かけ(1713))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「堪忍袋」の解説

堪忍袋
(通称)
かんにんぶくろ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
堪忍袋縫哉糸柳
初演
明治20.1(東京新富座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「堪忍袋」の解説

堪忍袋

古典落語演目ひとつ劇作家益田太郎冠者による明治時代の作。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android