墓参(読み)ボサン

デジタル大辞泉 「墓参」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐さん【墓参】

[名](スル)墓に参ること。墓参り。「命日墓参する」 秋》「―して直ちに海に浮びけり/虚子
[類語]墓参り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「墓参」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐さん【墓参】

  1. 〘 名詞 〙 墓にもうでること。はかまいり。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「西御方より北向方へ百疋給了、浄花院・上善寺へ墓参之時最花也云々」(出典:言経卿記‐文祿二年(1593)七月一〇日)

はか‐まいり‥まゐり【墓参】

  1. 〘 名詞 〙 墓所にもうでること。はかもうで。展墓。ぼさん。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「御はか参の次安位寺殿渡御」(出典:大乗院寺社雑事記‐康正三年(1457)七月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android