士卒(読み)シソツ

デジタル大辞泉 「士卒」の意味・読み・例文・類語

し‐そつ【士卒】

士官兵卒。また、兵士軍兵ぐんぴょう
[類語]軍人兵士兵隊兵卒つわもの戦士闘士戦闘員従卒将卒精兵弱兵雑兵ぞうひょう新兵初年兵古兵ふるつわもの老兵敵兵・敗残兵・伏兵番兵歩哨斥候歩兵騎兵砲兵工兵水兵海兵セーラー憲兵

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精選版 日本国語大辞典 「士卒」の意味・読み・例文・類語

し‐そつ【士卒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「じそつ」とも ) 士と卒。士官と兵卒。武士雑兵。また、兵士をいう。兵隊。
    1. [初出の実例]「高麗百済二国士卒。遭本国乱。投於聖化」(出典続日本紀‐養老元年(719)一一月甲辰)
    2. 「天下の士卒(ソツ)皆官軍に属して、勝事一時に決(けっし)候き」(出典:太平記(14C後)一三)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐斉策上・宣王〕

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普及版 字通 「士卒」の読み・字形・画数・意味

【士卒】しそつ

戦士と兵卒。〔戦国策、斉六〕燕將~聊を守り、~田單之れを攻むること餘、士卒多く死するも、聊下らず。魯乃ち書を爲(つく)り、之れを矢にし、以て中を射て燕將に(おく)る。

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