精選版 日本国語大辞典 「変」の意味・読み・例文・類語
へん【変】
へん‐・ずる【変】
へん・じる【変】
へん‐・ず【変】
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…仏教説話は仏伝,本生,譬喩(ひゆ)説話に大別されるが,それらはインドにおいてストゥーパのレリーフや壁画などに造形され,西域,中国に流伝し,各種の浄土図にも及んだ。これら説話画は,漢訳経典においては〈変〉〈変相〉と称され〈変現〉の意味を有する(変相図)。唐代になると〈変〉は仏教説話に限らず,世俗的題材の説話美術にまで拡大された。…
…厨子絵に描かれる諸尊の配置は,堂内壁画と密接な関係があり,壁画の伝統性をよく保持し,壁画形式を脱皮しえないまでも,堂内の所要の個所に安置することができるため,厨子絵によって仏画はようやく寺院壁画から離脱して,移動の自由を獲得するにいたった。(3)額絵 仏台や牙台と呼ばれる台上に柱を立てて〈補陀落山浄土変〉や〈薬師浄土変〉の額絵を装着する記載が《西大寺流記資財帳》(宝亀11年(780)奥書)にあり〈障子絵〉と注記され,この額絵形式は古くから存することが知られる。この種の遺品としてはわずかに《吉祥天像》(薬師寺)がある。…
…本来,単に変,もしくは変相といい,広義の仏教説話を絵画,浮彫,彫塑などで造形化したもの。変とはもともと仏教用語で,サンスクリット語パリナーマpariṇāmaの訳語とされ,〈転変〉のことをいうが,ここではさらに派生した〈変現〉の意味に用いられ,仏教説話や経典の内容,そこに説かれた譬喩,奇跡譚などで視覚的な造形に表現したものを指すようになった。…
…さらに必ずしも特定の経典によらずに,釈迦の本生譚やその他の仏教説話を自在に潤色しながら語り,かつ唱うのもあり,さらには仏教とは関係なく中国の史伝や物語を主題とした講釈も増えてきた。 これら現存の写本には〈変文〉と題するもののほか単に〈変〉と題するものや,〈縁〉〈話〉〈詞文〉〈記〉〈讃〉など種々あるが,〈変〉とは〈維摩変〉や〈浄土変〉のように,仏典に説かれた話を絵にかいたもの(変相)をいい,敦煌の壁画にもその実物があるほか,変文の写本にも絵の付いたのや,〈幷(あわ)せて図一巻〉と題したものや,〈一鋪〉(画幅1枚の意)とか〈画本〉とか題したものがある。つまり語り手は絵の各場面を指し示しながら語り進めたのであった。…
※「変」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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