夕さる(読み)ユウサル

デジタル大辞泉 「夕さる」の意味・読み・例文・類語

ゆうさ・る

《「さる」は時がやって来る意》夕方になる。夕べになる。
「―・ればみ山を去らぬ布雲にのぐもあぜか絶えむと言ひしろはも」〈・三五一三〉

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関連語 布雲 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「夕さる」の意味・読み・例文・類語

ゆう【夕】 さる

  1. ( 「さる」は、移動・経過する意 ) 夕方になる。夕方がくる。
    1. [初出の実例]「畝火山 昼は雲とゐ 由布佐礼(ユフサレ)ば 風吹かむとぞ 木の葉さやげる」(出典古事記(712)中・歌謡)

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