多数(読み)タスウ

デジタル大辞泉 「多数」の意味・読み・例文・類語

た‐すう【多数】

人や物の数が多いこと。「多数の参拝客」「多数書物」「市民多数参加する」⇔少数
大部分大半。「出席者の多数は若者が占める」
[類語]沢山大勢多勢大人数多く多い数数かずかず数多すうた無数多量大量おびただしいいっぱいあまた多多いくらもいくらでもざらにごろごろどっさりたっぷり十二分に豊富にふんだんに腐るほどごまんとわんさとしこたまたんまりうんとたんと仰山ぎょうさんなみなみ十分しっかりがっつり大挙多人数衆人莫大膨大巨万豊か潤沢無尽蔵山ほど盛り沢山がっぽりがっぽがっぽ多め幾多過多最多多作多め数知れない数知れぬ数え切れない十指に余る枚挙にいとまがない掃いて捨てるほどほとんど大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘総じておおむね大概全般百般万般あまねく通じてあらかたほぼおよそおおよそ大体総体大略押しなべて

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精選版 日本国語大辞典 「多数」の意味・読み・例文・類語

た‐すう【多数】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 物の数や人数の多いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「凡勘公文、附入之物、得多数」(出典延喜式(927)二五)
    2. 「先の者多数故に、両人ともにうたれ申候」(出典:集義和書(1676頃)二)
  3. 一定のわくの中や比較において数や勢力を占めること。大部分。大半。
    1. [初出の実例]「故に此決議は全国人民中の多数に従ふに非ず」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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