多用(読み)タヨウ

デジタル大辞泉 「多用」の意味・読み・例文・類語

た‐よう【多用】

[名](スル)
用事の多いこと。忙しいこと。「御多用中すみませんが」
多く使用すること。「外来語を多用する」
[類語](1あくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんややいのやいの多忙多事繁忙繁多繁用忙殺忙しい東奔西走てんてこ舞いせわしいせわしない気ぜわしいあわただしい目まぐるしい繁劇席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端多事多端怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙しきりきり舞い取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがない用事用向き用件所用用務小用こよう・しょうよう野暮用雑用雑事私用公用社用商用急用主用変事大事だいじ大事おおごと小事細事些事世事俗事私事しじ私事わたくしごと催促がましいせつく迫る要求する強請する強迫する強談ごうだんする催促する催告する責め立てるせがみ立てる急き立てる急かせる尻を叩く矢の催促ああ言えばこう言う揚げ足を取るあげつらう言いたい放題言い立てるうるさいうるさ型鸚鵡おうむ返しかき口説くがたがたがみがみくそみそくだくだぐだぐだくだくだしい口うるさい口が減らない口が悪い口汚い口さがない口幅ったい口任せ口やかましいくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける喧喧囂囂けんけんごうごう口角泡を飛ばす小うるさいごてごて小やかましい懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大ずけずけずばずばたらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかましいやかまし屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「多用」の意味・読み・例文・類語

た‐よう【多用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 用事の多いこと。いそがしいこと。また、そのさま。多事。多忙。
    1. [初出の実例]「何やら多用(タヨウ)でござりまして、御不沙汰仕ります」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
  3. ( ━する ) 多く用いること。たくさん使用すること。
    1. [初出の実例]「石材を多用せざりしを以て」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む