夥多(読み)カタ

デジタル大辞泉 「夥多」の意味・読み・例文・類語

か‐た〔クワ‐〕【×夥多】

[名・形動]物事が多すぎるほどあること。おびただしいさま。
人口の―なるに驚けり」〈織田訳・花柳春話

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精選版 日本国語大辞典 「夥多」の意味・読み・例文・類語

か‐たクヮ‥【夥多】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常に多いさま。おびただしいさま。
    1. [初出の実例]「而て軍務繁劇、費用夥多、今日に至る迄、未だ災に遇ふの民を賑恤(しんじゅつ)すること能はす」(出典救荒勅語明治元年(1868)六月二二日)

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普及版 字通 「夥多」の読み・字形・画数・意味

【夥多】か(くわ)た

多い。唐・顔真〔尚書刑部侍郎~孫逖文公集の序〕そ斯の夥多なる、庸(なん)ぞ悉(ことごと)く數ふべけん。

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