大化前代(読み)タイカゼンダイ

デジタル大辞泉 「大化前代」の意味・読み・例文・類語

たいか‐ぜんだい〔タイクワ‐〕【大化前代】

日本史上の時代区分の一。大化の改新以前の6、7世紀ころ、従来氏姓制度がゆきづまり、国家的な官司機構が整えられはじめた大和政権時代末期をいう。

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精選版 日本国語大辞典 「大化前代」の意味・読み・例文・類語

たいか‐ぜんだいタイクヮ‥【大化前代】

  1. 〘 名詞 〙 日本史上の時代区分の一つ大化改新以前、六、七世紀頃の官司制度が未熟な時代をさしていう。

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