大望(読み)タイボウ

デジタル大辞泉 「大望」の意味・読み・例文・類語

たい‐ぼう〔‐バウ〕【大望】

たいもう(大望)

たい‐もう〔‐マウ〕【大望】

大きな望み。たいぼう。「大望を抱く」

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精選版 日本国語大辞典 「大望」の意味・読み・例文・類語

たい‐もう‥マウ【大望】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もう」は「望」の呉音 ) 大きなのぞみ。野心。たいぼう。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「君の大望(タイモウ)は壮なりといへども、所謂根拠なき理論にして」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉七)

たい‐ぼう‥バウ【大望】

  1. 〘 名詞 〙たいもう(大望)色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「官軍北国に落行き、主上京都に還幸成しかば、大望(バウ)一一に相違して」(出典:太平記(14C後)二〇)

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