大本山(読み)ダイホンザン

デジタル大辞泉 「大本山」の意味・読み・例文・類語

だい‐ほんざん【大本山】

総本山の下にあって、その宗派に属する末寺を統轄する寺。
[類語]本山総本山本寺

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精選版 日本国語大辞典 「大本山」の意味・読み・例文・類語

だい‐ほんざん【大本山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 総本山の下にあって、所属寺院を総括する寺。総本山につぐ寺格の寺。
    1. [初出の実例]「総本山長谷寺を大本山と公称する事」(出典:朝日新聞‐明治一三年(1880)一月一六日)
  3. ある分野に大きな地位を持つ人や組織を、大仰に形容する語。総本山。
    1. [初出の実例]「金融産業両資本の大本山(ダイホンザン)出来事だからね」(出典:浮世酒場(1936)〈獅子文六〉二)

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