大金(読み)タイキン

デジタル大辞泉 「大金」の意味・読み・例文・類語

たい‐きん【大金】

多額の金銭。大きな金高きんだか。「大金をはたく」

おお‐がね〔おほ‐〕【大金】

多額の金銭。たいきん。「相場大金をもうける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大金」の意味・読み・例文・類語

たい‐きん【大金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たくさんの金銭。多額の金銭。おおがね。
    1. [初出の実例]「千五百両といふ大金(タイキン)ながら」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)
  3. 朝鮮の宮廷楽に用いられた楽器銅鑼(どら)に似た金属製の円盤の大型のもので、紐で吊り上げ左手で持ち、右手に槌を持って打ち鳴らす。〔楽学軌範

おお‐がねおほ‥【大金】

  1. 〘 名詞 〙 多額の金銭。たいきん。
    1. [初出の実例]「耳ふさぎ代十両、是がつのりて大金(ガネ)に成て、引ぬく衆もあるぞかし」(出典:浮世草子傾城禁短気(1711)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android