大阪弁(読み)オオサカベン

デジタル大辞泉 「大阪弁」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐べん〔おほさか‐〕【大阪弁】

大阪中心とする地域で話されている方言。大阪ことば。

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精選版 日本国語大辞典 「大阪弁」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐べんおほさか‥【大阪弁】

  1. 〘 名詞 〙 大阪地方のことばづかい。大阪方言をつかったものの言い方。また、その大阪方言。その特色は語法上にもっとも顕著にあらわれ、デスダス、アリマスをオマスというほか、打消法で、行ケヘン・メー(見)ヘン・ケー(来)ヘンなど動詞エ段にヘンをつけ、敬語法でもすべての動詞の連用形ハルをつける。
    1. [初出の実例]「東京辯があれば大阪辯(オホサカベン)もある」(出典:米国見物(1910)〈正岡芸陽〉礼儀作法研究会)

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