大難(読み)ダイナン

デジタル大辞泉 「大難」の意味・読み・例文・類語

だい‐なん【大難】

《「たいなん」とも》大きな災難。大変な難儀。⇔小難
[類語]大厄

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精選版 日本国語大辞典 「大難」の意味・読み・例文・類語

だい‐なん【大難】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たいなん」とも ) 大きな災難。大きな困難、苦しみ。
    1. [初出の実例]「断臂たとひ容易なりとも、この割愛は大難なるべし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持上)
    2. 「されば誠に大難(ダイナン)に逢ひたる身と思しめせ」(出典:ゆく雲(1895)〈樋口一葉〉中)
    3. [その他の文献]〔易経‐明夷卦〕

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普及版 字通 「大難」の読み・字形・画数・意味

【大難】だいなん

大厄。

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