大鮃(読み)おひょう

精選版 日本国語大辞典 「大鮃」の意味・読み・例文・類語

おひょう【大鮃】

〘名〙 カレイ科海魚。形はヒラメに似るが両眼は体の右側にある。大形のカレイ類で、全長二メートル、体重二〇〇キログラムをこえる。肉は淡泊でバター焼、ムニエルフライなどにする。肝臓からは肝油を製する。北太平洋アジア・北アメリカ両大陸の沿岸に広く分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大鮃」の意味・読み・例文・類語

おひょう【×鮃】

カレイ科の海水魚。全長は雄が約1.4メートル、雌が約2.6メートル。体は楕円形で、両眼のある右側は暗褐色の地に斑紋散在北海道の沖から北太平洋に広く産し、肉は美味で、良質の肝油もとれる。
[類語]真鰈真子鰈笹鰈柳虫鰈

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「大鮃」の解説

大鮃 (オヒョウ)

学名Hippoglossus stenolepis
動物。カレイ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

アルツハイマー

[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...

アルツハイマーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android