天定まって人に勝つ(読み)てんさだまってひとにかつ

精選版 日本国語大辞典 「天定まって人に勝つ」の意味・読み・例文・類語

てん【天】 定(さだ)まって人(ひと)に勝(か)

  1. ( 「史記‐伍子胥伝」の「人衆者勝天、天定亦能破人」による ) 悪は一時栄えることがあっても、結局は滅びる。一時は真理の行なわれないことがあっても、ついには自然の理に復して悪は滅び善が栄える。
    1. [初出の実例]「天定て人にかち、人定て天に勝とは申包胥が詞」(出典:浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)下)

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