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近代中国の僧。俗姓は呂(りょ)、号が太虚、また悲華(ひけ)、悲心(ひしん)、芬陀(ふんだ)。2歳で父と死別、16歳のとき蘇州(そしゅう)の寺院に入り、ついで敬安(1851―1912)に就いて受戒、以後各地に学ぶ。1918年『覚社叢書(かくしゃそうしょ)』を創刊して僧団制度整理論を発表、以来、改革運動に挺身(ていしん)。人材養成のための仏学院を各地に建てたり、仏教研究を促進すべく、世界仏教苑(えん)、漢蔵教理院を開設。日中戦争が勃発(ぼっぱつ)するに及んで、抗日意識の高揚に努めるなど、生涯を仏教界の革新に捧(ささ)げた。没後門下の人々が編集刊行した『太虚大師全集』『太虚大師年譜』がある。
[新田雅章 2017年3月21日]
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…また,〈天地玄黄,宇宙洪荒(こうこう)(広大でとりとめなきさま)〉(《千字文》)と述べた作者は,天地の外の茫漠とした世界を〈宇宙〉の名で呼んでいるのである。 宇宙にあたる中国語として,ほかに〈太清(たいせい)〉〈六合(りくごう)〉といった語もあるが,〈太虚(たいきよ)〉が重要である。〈太虚〉とは大いなる虚空(こくう)の意であり,天地宇宙もその中に包摂される広大無辺の空間をいう。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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