奇警(読み)キケイ

デジタル大辞泉 「奇警」の意味・読み・例文・類語

き‐けい【奇警】

[名・形動]発想言動などが奇抜で並はずれていること。また、そのさま。
「―な批評を浴びせかける」〈藤村千曲川のスケッチ
[類語]異常異様奇異奇妙みょう面妖めんよう不思議不可解不審不自然奇怪奇態風変わり特異異状異例非常別条変ちくりん変てこ変てこりん妙ちきりんけったいおかしいおかしな奇天烈きてれつ珍奇新奇珍妙奇抜奇想天外突飛ファンシー突拍子もない言語道断無茶めちゃむちゃくちゃめちゃくちゃめちゃめちゃ滅法法外無理乱暴無体理不尽非理不当不条理不合理非合理狂的変則的変則変格破格イレギュラー珍しいれる外れる脱線狂い踏み外す逸脱ずれるずれ型破り例外例外的格外

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精選版 日本国語大辞典 「奇警」の意味・読み・例文・類語

き‐けい【奇警】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すぐれて賢いこと。転じて、思想、言動などが奇抜で並はずれていること。また、そういうさま。奇抜。
    1. [初出の実例]「奇警は専ら行文に属する品格にして」(出典:修辞及華文(1879)〈菊池大麓訳〉一般文体の品格を論ず)
    2. 「主人は此奇警な比喩を聞いて」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八)
    3. [その他の文献]〔宋史‐王珪伝〕

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普及版 字通 「奇警」の読み・字形・画数・意味

【奇警】きけい

警抜

字通「奇」の項目を見る

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