奥住(読み)おくすまい

精選版 日本国語大辞典 「奥住」の意味・読み・例文・類語

おく‐すまい ‥すまひ【奥住】

〘名〙 (「おくずまい」とも)
奥女中として奉公すること。
浮世草子新可笑記(1688)二「是も以前の奥住(ヲクスマ)ゐわすれず、人にあふ事を耻ぢて」
② 家の奥にひきこもって生活すること。
※浮世草子・好色一代女(1686)六「同じ借(かし)屋の奥住(オクズマ)ゐして、七十あまりの姥(ばば)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

インボイス

送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...

インボイスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android