妓楽(読み)ギガク

デジタル大辞泉 「妓楽」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐がく【×妓楽】

妓女の奏する音曲

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精選版 日本国語大辞典 「妓楽」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐がく【妓楽】

  1. 〘 名詞 〙 妓女の奏する音楽
    1. [初出の実例]「おのおの妓楽を奏しつつ、夢のつけくしひくこと琵琶の四面にときの声をあぐれは」(出典:光悦本謡曲・項羽(1505頃))
    2. [その他の文献]〔孔子家語‐弁政〕

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普及版 字通 「妓楽」の読み・字形・画数・意味

【妓楽】ぎがく

歌妓の音曲。〔旧五代史、郭崇韜伝〕蜀中の凶豪、晝夜妓樂宴し、天を指さし地に畫(ゑが)く。子比(かく)の如し。其の心を見るべし。

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