妙ちきりん(読み)ミョウチキリン

デジタル大辞泉 「妙ちきりん」の意味・読み・例文・類語

みょうちき‐りん〔メウちき‐〕【妙ちきりん】

[形動]《「りん」は口拍子で添えたもの。「妙ちくりん」「妙てけれん」とも》普通では考えられない、不思議なさま。奇妙なさま。へんてこりん。へんちくりん。みょうちき。「妙ちきりん服装」「妙ちきりんな話だ」
[類語]異常異様奇異奇妙みょう面妖めんよう不思議不可解不審不自然奇怪奇態風変わり特異異状異例非常別条変ちくりん変てこ変てこりんけったいおかしいおかしな奇天烈きてれつ珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない言語道断無茶めちゃむちゃくちゃめちゃくちゃめちゃめちゃ滅法法外無理乱暴無体理不尽非理不当不条理不合理非合理狂的

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精選版 日本国語大辞典 「妙ちきりん」の意味・読み・例文・類語

みょうちき‐りんメウちき‥【妙りん】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「りん」は口拍子で添えたもの ) 奇妙なこと。ふつうにはない不思議なこと。また、そのさま。みょうてけれん。
    1. [初出の実例]「成ほどこりゃア妙(メウ)ちきりんだ」(出典西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一四)

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