姉や(読み)ネエヤ

デジタル大辞泉 「姉や」の意味・読み・例文・類語

ねえ‐や【姉や/×姐や】

年の若い女中下女を親しんで呼んだ語。
[類語]お手伝いさん女中メード家政婦派出婦ハウスキーパー婆やお三おさんどん仲働き仲居御殿女中侍女

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精選版 日本国語大辞典 「姉や」の意味・読み・例文・類語

ねえ‐や【姉や・姐や】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「や」は接尾語 ) 若い下女・女中などを親しんでいう語。また、娘。
    1. [初出の実例]「『親類の者の名を忘れる奴があるものか、乃公(おれ)の娘だ』『アア姐(ネヘ)やでございますか』」(出典:落語・牛褒め(1896)〈四代目橘家円喬〉)
    2. 「十五で姐(ネエ)やは嫁に行き」(出典:童謡赤蜻蛉(1921)〈三木露風〉)

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