威令(読み)イレイ

デジタル大辞泉 「威令」の意味・読み・例文・類語

い‐れい〔ヰ‐〕【威令】

権威のある命令
[類語]命令言い付けめいれい指令下命指示指図さしず号令発令沙汰さた主命君命上意達し厳令厳命

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「威令」の意味・読み・例文・類語

い‐れいヰ‥【威令】

  1. 〘 名詞 〙 威力と命令。また、威力のある命令。
    1. [初出の実例]「彼の盟主たる斯波多の威令を仮て之を刑するには如かず」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    2. [その他の文献]〔管子‐牧民〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「威令」の読み・字形・画数・意味

【威令】い(ゐ)れい

きびしい命令。〔管子牧民〕鬼らかにせざれば、則ち陋民悟らず。山川を祗(つつし)まざれば、則ち威令聞(ぶん)せず。

字通「威」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android