孤陋(読み)コロウ

デジタル大辞泉 「孤陋」の意味・読み・例文・類語

こ‐ろう【孤×陋】

世間から離れて、見識が偏り、狭いこと。
独学―といへど」〈胆大小心録

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤陋」の意味・読み・例文・類語

こ‐ろう【孤陋】

  1. 〘 名詞 〙 世間からかけはなれ、心が偏狭であるさま。
    1. [初出の実例]「若不孤陋、当歳後堅」(出典菅家文草(900頃)二・古石)
    2. [その他の文献]〔礼記‐学記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「孤陋」の読み・字形・画数・意味

【孤陋】ころう

見聞少なく、学識が浅い。〔礼記、学記〕獨學にして友無くんば、則ち陋にして寡聞なり。

字通「孤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android