日本大百科全書(ニッポニカ) 「宇佐美」の意味・わかりやすい解説 宇佐美うさみ 静岡県伊東市北部の一地区。旧宇佐美村。古くは宇佐美荘(しょう)に属した。江戸時代は幕府直轄地、明治になり韮山(にらやま)県、足柄(あしがら)県に属し、1876年(明治9)静岡県に属した。1897年伊東との間に馬車が通い、1898年豆相鉄道(ずそうてつどう)(三島―伊豆長岡間。現、伊豆箱根鉄道駿豆線)ができて亀石峠(かめいしとうげ)を越える人々が増加した。国道135号が通じ、JR伊東線宇佐美駅がある。また、宇佐美温泉、宇佐美漁港、海水浴場や宇佐美城跡がある。[川崎文昭][参照項目] | 伊東(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の宇佐美の言及 【伊東[市]】より …1947年伊東町と小室村が合体,市制。55年宇佐美・対島の両村を編入し,現在の伊東市となった。人口7万2287(1995)。… ※「宇佐美」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」