守護使(読み)シュゴシ

デジタル大辞泉 「守護使」の意味・読み・例文・類語

しゅご‐し【守護使】

中世守護から派遣されて、その領国検断判決強制執行段銭たんせん徴収などに当たった臨時使者。守護所使。しゅごつかい。

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精選版 日本国語大辞典 「守護使」の意味・読み・例文・類語

しゅご‐し【守護使】

  1. 〘 名詞 〙 中世、守護から派遣されて、その領国で検断や段銭の徴収などにあたった臨時の使。守護所使。しゅごつかい。
    1. [初出の実例]「仍今日被其沙汰、有御許容、且於彼地守護使入部之旨、所仰下也」(出典吾妻鏡‐正治元年(1199)一一月八日)

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