安堵の御下し文(読み)あんどのみくだしぶみ

精選版 日本国語大辞典 「安堵の御下し文」の意味・読み・例文・類語

あんど【安堵】 の 御下(みくだ)し文(ぶみ)

  1. 中世文書形式一つ。下し文の形式による安堵状
    1. [初出の実例]「建久年中、亡父政光入道、就与此職於朝政、賜安堵御下文許也」(出典吾妻鏡‐承元三年(1209)一二月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android