百科事典マイペディア 「安定人口・静止人口」の意味・わかりやすい解説 安定人口・静止人口【あんていじんこう・せいしじんこう】 米国の人口学者A.J.ロトカによって開発された理論。女子の年齢別からみた出生率と男女年齢別死亡率を一定とすると,やがてその人口の年齢構成は一定となり,出生率,死亡率も一定となる。したがって自然増加率も一定となる。このような構造の人口を安定人口という。また出生率と死亡率が等しく自然増加率が0の場合を静止人口という。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報