完全生命表(読み)カンゼンセイメイヒョウ

デジタル大辞泉 「完全生命表」の意味・読み・例文・類語

かんぜん‐せいめいひょう〔クワンゼンセイメイヘウ〕【完全生命表】

生命表一つ厚生労働省が、国勢調査による人口の確定数や人口動態統計による死亡出生の確定数をもとに、5年ごとに作成するもので、簡易生命表とともに国の基幹統計に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の完全生命表の言及

【生命表】より

…この意味では後者は前者の代用物なのであるが,前者の世代生命表が完成するには100年が必要なので現実的に有効に活用できないので,両者の組合せ利用などが今後の課題といえよう。このほか,生命表には年齢各歳別の数値で示した完全生命表,年齢5歳階級別の簡易生命表がある。日本で最初の公式な完全生命表は,1902年矢野恒太(1865‐1951。…

※「完全生命表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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