官府(読み)カンプ

デジタル大辞泉 「官府」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷ〔クワン‐〕【官府】

国の役所官庁
朝廷政府おおやけ
[類語]政府行政府政庁政権内閣台閣官庁官衙かんがかんくにおおやけかみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「官府」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷ クヮン‥【官府】

〘名〙
① 王や天皇などの住んでいるところ。おおやけ。朝廷。
今昔(1120頃か)七「将(ゐて)行て官府の大門に入ぬ」
② 官庁。役所。政府の建物
浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)下「官府民家のわかちなく、毎夜毎夜忍び入」
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「之を一国公費と為して官府の手に任せざる可らず」 〔春秋左伝‐昭公一六年〕

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普及版 字通 「官府」の読み・字形・画数・意味

【官府】かん(くわん)ぷ

役所。政府。〔墨子、尚賢中〕關市山林澤梁の利を收斂し、以て官府を實(みた)す。

字通「官」の項目を見る

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