公卿の議定(ぎじょう)(陣定(じんのさだめ)・御前(ごぜん)定・殿上(てんじょう)定など)の結果を記した文書。「西宮記」などの儀式書によれば,勅問をうけた上卿(しょうけい)が議定の席で下位の者から意見をのべさせた結果を,大弁を兼ねる参議に命じて記録させた。議定の結果は,陣定の場合は定文を蔵人頭(くろうどのとう)に付して奏聞(そうもん)するが,御前定・殿上定では定文を作らない場合もあり,重事のときには定文に参列者の意見を付記することもあった。のちには院殿上定や公卿家内部での取決め,幕府内での決定事項も定文とよんだ。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...