実験主義(読み)ジッケンシュギ

デジタル大辞泉 「実験主義」の意味・読み・例文・類語

じっけん‐しゅぎ【実験主義】

真理を具体的な経験でとらえようとする立場
デューイが主張する認識論上の立場。感覚的要素は特定目的実現を目ざす観念に導かれた積極的行為によってのみとらえられるもので、このような実験的態度がなければ意義をもたないとする説。実験的経験論。→インストルメンタリズム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実験主義」の意味・読み・例文・類語

じっけん‐しゅぎ【実験主義】

  1. 〘 名詞 〙 あらゆる知的活動を科学における実験と同じ型のものとして考える立場。プラグマティズム的な経験立場の一形態。特にデューイが代表的。実験論

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android