客死(読み)キャクシ

デジタル大辞泉 「客死」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐し【客死】

[名](スル)かくし(客死)

かく‐し【客死】

[名](スル)旅先で、または他国で死ぬこと。きゃくし。「異境客死する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「客死」の意味・読み・例文・類語

かく‐し【客死】

  1. 〘 名詞 〙 他国や旅先などで死ぬこと。きゃくし。
    1. [初出の実例]「奈良坂の辺(ほとり)までおちゆかれけるが、つひに客死せられぬ」(出典神皇正統記(1339‐43)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐屈原伝〕

きゃく‐し【客死】

  1. 〘 名詞 〙かくし(客死)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「客死」の読み・字形・画数・意味

【客死】きやくし

他郷で死ぬ。〔史記、屈原伝〕(楚の懐王)屈(うと)んじ、~兵挫け地られ、其の六郡を(うしな)ひ、身は秦に客死し、天下の笑ひと爲る。

字通「客」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android