朝日日本歴史人物事典 「宮菊」の解説
宮菊
鎌倉時代の女性。木曾(源)義仲の妹,源頼朝・政子の猶子。宮菊の威を募り不知行の所領を寄進したり,その使節だと称して権門の荘園や公領を押妨する者が出現したため関東に呼び出されたが,潔白が明らかとなった。また政子が特に哀れんだこともあって,頼朝から信濃国(長野県)遠山荘内に1村を与えられている。
(田端泰子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...