「播磨国風土記」
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
兵庫県南部、飾磨郡(しかまぐん)にあった旧町名(家島町(ちょう))。現在は姫路(ひめじ)市の本州地区から南西方向にある一地区。播磨灘(はりまなだ)に浮かぶ大小40余の家島諸島からなる。1928年(昭和3)町制施行。町名は「いえしま」だが、古くから「えじま」とよばれる。2006年(平成18)姫路市に編入。姫路市飾磨港から定期船の便がある。平地に乏しく、家島本島の宮や真浦(まうら)など集落は湾奥に密集している。古くから瀬戸内海航路の要地であり、避難港として知られるとともに、播磨灘の好漁場を控えた内海漁業の中心地でもあった。明治以後は、対岸の阪神地方や播磨工業地域の発展とともに、採石業や海運業が盛んとなった。近年は養殖漁業や、瀬戸内海国立公園に含まれる美しい景観をいかした観光開発に努めている。飲料水不足が悩みで、船と海底送水管で赤穂(あこう)市からも供給を受けている。
[大槻 守]
『『家島町誌』(1979・家島町)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…もとは〈えじま〉と呼んだ。このうち人の住むのは家島本島,坊勢(ぼうぜ)島,男鹿(たんが)島,西島の4島で,行政的には飾磨(しかま)郡家島町に含まれ,家島本島に町役場が置かれている。面積19.7km2,人口9024(1995)。…
※「家島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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