寄港地(読み)キコウチ

デジタル大辞泉 「寄港地」の意味・読み・例文・類語

きこうち〔キカウチ〕【寄港地】

原題、〈フランスEscalesイベール管弦楽曲。全3曲。「三つの交響的絵画」という副題をもつ。1922年作曲。第一次大戦中、海軍士官として地中海を航海した作曲者自身の体験に基づく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寄港地」の意味・読み・例文・類語

きこう‐ちキカウ‥【寄港地】

  1. 〘 名詞 〙 船が寄港する土地。〔英和商業新辞彙(1904)〕
    1. [初出の実例]「寄港地毎に遊廓に行った」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「寄港地」の解説

寄港地

フランスの作曲家ジャック・イベールの管弦楽用組曲(1922)。原題《Escales》。第一次世界大戦中、海軍士官として地中海を航海したイベールの体験に基づいて作曲された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android