寒地(読み)カンチ

デジタル大辞泉 「寒地」の意味・読み・例文・類語

かん‐ち【寒地】

《古くは「かんぢ」とも》
寒冷な土地。⇔暖地
貧しい土地。

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精選版 日本国語大辞典 「寒地」の意味・読み・例文・類語

かん‐ち【寒地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「かんぢ」とも )
  2. 寒冷な土地。
    1. [初出の実例]「寒地 地部 カンチ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
    2. 「色抜斯土卜児(セバストポール)の寒地、及び印度の熱土に於て」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一)
    3. [その他の文献]〔白居易‐晩桃花詩〕
  3. 貧しい土地。僻地(へきち)

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普及版 字通 「寒地」の読み・字形・画数・意味

【寒地】かんち

微官

字通「寒」の項目を見る

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